昨日、筋トレの本に付いていたDVDをPCで再生したら、再生後に画面に赤の残像が出るようになってしまった。PCに表示される画像が赤みがかり、1つ前の画面のアイコンが透けて見えたりしてPCがとても見苦しくなってしまい、ほとほと困っていた。
ネットで検索して残像等の現象を回避する方法を調べていろいろ試してみたが、全然症状は改善しなかった。原因をいろいろ考えてDVDに仕込まれていたウィルスの可能性もあるかと思い、ウィルスチェックソフトでスキャンをしたり、数日前に作成しておいたシステムバックアップでリカバリーをしてみたが、まったく症状は変わらなかった。
ファームウエアやディスプレイドライバーの更新等も試したが、そもそもOSが立ち上がるときのメーカーのロゴが表示される段階から画面の色がおかしくなっていた。これは基盤がいかれてしまったのだろうか。しかし、症状が出たのはPCのブルーレイドライブでDVDを再生した直後なので、やはりDVDの再生に起因していると考えられた。
corei7を積んだメインのPCで購入してから3年半しか経っていない。しかし、画面はとても使い続けられるようなレベルではない。ネットで同程度の性能のPCを調べてみたが、手頃な代替機はなかった。どれも帯に短し襷に長しのものばかりだ。性能がいいものは代替機として買うには高すぎるように思った。
仕方なく手持ちの別の中古のPCにメールソフトをインストールしてメールのバックアップをとった。時間をかけて他のデータやソフトを移動することにした。昨日はメールのバックアップだけで頭が堂々巡りになり、気力もなくなり、今日から再開するつもりでいた。
作業を再開しようとPCの前に座ったら、ふとアディアが浮かんだ。もし、DVDの再生で何かの設定に影響が出たのなら、別の動画を再生すれば元に戻るかもしれない。それでYouTubeで平井 堅 の『ノンフィクション』というタイトルの音楽ビデオ を再生してみた。何ということでしょうか。何事もなかったように残像や画像の赤みが消えてしまった。
結局、原因は分からずじまいだった。しかし、気の重いソフトやデータの移行作業をする必要はなくなった。これまではPCがおかしくなったら「EASEUS Todo Backup Free」で作成したシステムバックアップを使って簡単に復元できた。だから、今回の復旧作業を後日のトラブルに備えるための備忘録としてブログに載せることにした。
平井 堅 の『ノンフィクション』という音楽ビデオに感謝、感謝! おしまい
(追記)ひょっとすると原因は「焼付き」かも?症状がとても似ているが…
(追記2)私と同じような解決方法を発見!
「液晶ディスプレイ(LCD)では上記のような焼き付き(ブラウン管ディスプレイで起きる焼き付き現象)は起こりません。結晶の分子構造の固定化というもので、残像が残るもののようです。」という内容の記事を見つけた。筆者は「白い画面を数時間使い、電源を18時間ほど切って休ませる」ことで残像が消えたそうだ。そう考えると私のYouTubeの動画を再生させるという方法も残像を消す一つの方法なのかもしれません?
👉液晶画面の焼き付きを改善する方法…画面焼けの原因からみた予防策
(追記3)治っていなかった!
YouTubeのビデオを再生することで液晶の症状が消えたので治ったのかと思っていたが、翌日、元に戻ってしまった。おそらく、劣化した部品が一時的に治ったのだろう。外部ディスプレイにつなぐと問題なく、表示できるので液晶パネルの部品の劣化、ネットの情報によればバックライトの不良と思われる。
バックライトがいかれると画面が赤くなる症状が現れるそうだ。とりあえず、以前使っていた11.6インチのノートパソコン(Corei5)にデータを移した。性能は問題ないが画面が小さいのはちょっと辛いので新しいノートパソコンを購入することにした。
無論、外部ディスプレイに接続して使えば問題ないが、普段はリビングにいることが多く、ダイニングテーブルに置いていつでもパソコンを使えるようにしている。パソコンは家にいるときは私にとってスマホのようなものだ。だから、家でスマホを使うことはほとんどない。
新しいノートパソコンをネットで発注した後、残ったパソコンをどうするか考え、修理しないまま外部ディスプレイにつないでfoobar2000(音楽ソフト)の専用再生マシンにするつもりっだった。しかし、本体の画面が使えないのはちょっと不便なので、液晶の修理を検討することにした。
サイトで情報を集めていて知ったのだが、詐欺まがいの修理業者もあり、ニュースでも取り上げられていてYouTubeで確認できる。私は、以前、ネットを使って自動車を処分したときのことを思い出した。ネットの買い取りサイトに登録すると複数の業者が接触してきて条件のいい業者に売ることができるというシステムだった。
しかし、実際には、買取業者は中古のオークションの価格情報を基に査定するので同じような査定金額になる。しかも、途中で気づいたが、彼等は談合をしていた。今、テレビで盛んに宣伝している車の買取業者も含まれており、企業のモラルはとても低いように思った。リフォームもそうだが、ネットでサービス業者を選ぶときは十分調べてから利用する必要がある。
そうした経験を念頭に置いて液晶の修理業者に見積を依頼した。やはり、怪しい業者がいると感じた。それで持ち込みで直してくれる業者を捜して修理することにした。実機を検査してもらい、私が考える修理限度額以内だったら修理することにした。PCを持ち込み、実験的に新しいパネルに取り替えたら問題なく表示された。修理費も想定範囲以内なのでよしとした。作業時間は15分位だった。ちなみに修理前に使われていたパネルは韓国製だった。