Windows10アップグレード顛末記(追記)～メジャーアップデートのこと④

　「EaseUS Todo Backup Free」でシステムバックアップを作成するとCドライブ以外のシステムに必要とされるパーティションのバックアップも自動的に作成される。一方、クローンは、ディスクのミラーコピーが作成されるのでシステムに必要ないパーティションも一緒に作成される。⑤のクローンには、CドライブとDドライブの間に12GB弱のプライマリパーティションが作成されていたが、⑬のリカバリ後のディスクには作成されていない。

　私は、CとDドライブの間に作成されたパーティションがてっきりシステム用のパーティションだと思い込んでいた。システムに関係ないパーティションなら「ディスクの管理」で削除してCドライブを拡張してもよかったのかもしれない。また、CドライブだけにしたいならDドライブも削除して拡張することもできた。しかし、過去にWindows8をインストールしたときにサードパーティ製パーティション管理ソフトで適当にパーティションを削除してひどい目にあったことがトラウマになっているので基本的に「ディスクの管理」でできる範囲でのパーティションの変更以外しないことにしている。ちなみに富士通製PCのパーティションの変更は、機種によってはメーカーの提供するユーティリティで行う必要がある。　おしまい

　(追記１)以下は、⑤のSSDのクローンを作成したときと⑨のクリーンインストールを行ったときのディスクの状況だ。　

　(追記２)RX3にもCとDドライブ間に不明のパーティションが？

　ひょっとして同じ東芝のRX3にも不要なパーティションがあるかもしれない思い、確認してみたら、やはりR731と同じようにCとDドライブの間に10GB弱の不明のプライマリパーティションが作成されていた。「ディスクの管理」を使って今度は思い切ってDドライブと共にボリュームの削除を選択してパーティションを削除した。Dドライブは削除する前にCドライブに作成した一時保存用のファイルにデータを移動させた。未割り当てとなった領域全体は再度Dドライブに設定した。さらに以前作成したシステムバックアップとパーティションの構成が異なるため、新しいフォルダをバックアップ用の外付けHDDに作成し、新たにシステムバックアップを作成した。無事完了。

　(追記３)Windows10のメジャーアップデートにバッグが？

　どうやらユーザーの知らないところで当初公開されたWindows10メジャーアップデートの更新プログラムのバッグの修正が行われたようだ。実は、Windows10のダウンロードサイトのリンクを今回のブログの中で貼っていたが、投稿時点からの短い間に内容が変更になっていることに気づき、わざわざ注釈を入れたが、昨日、サイトを確認したら最初の画面に戻っていた。

　これは、今考えるとバグ対応だったようだ。それならそれときちんと何故、情報公開しないのだろう。マイクロソフトには、問題解決のためのサイト「コミュニティ」があるが、正直、あまり役立ったことがない。ネットで個人や企業の実務的な経験情報をチェックする方が役立つ場合が多い。マイクロソフトに限らず、アップルやグーグルを含めて独占企業には、ブラックボックス的な体質があるように思う。

＜私がリンクを貼ったマイクロソフトのWindows10のダウンロードサイト＞
　→Windows 10 を入手する

＜今回のバグ対応に関する記事＞
　→Windows 10初の大型アップデートでつまづいたMicrosoft (1/2)～期待されたWindows 10初の大型アップデート「Windows 10 November Update」だが、公開後の対応を巡って混乱が生じることとなった。