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2015/11/20

Windows10アップグレード顛末記(追記)~メジャーアップデートのこと③

 

 余っているプロダクトキーの使い道とクリーンインストール
 
 東芝のR731という知人から譲り受けた機種に「メディア作成ツール」と余っていたWindows8のプロダクトキーを使って Windows10をクリーンインストールする実験をするつもりだったが、勘違いして通常のアップグレードになってしまった。

 「メディア作成ツール」が入ったUSBメモリをパソコンに刺してプログラムを実行すれば、途中でクリーンインストールをするか、アップグレードにするか聞いてくるものと勝手に思い込んで作業に入っていた。しかし、画面がどんどん進み、気が付いたらアップグレード作業が始まってしまった。

 もともと余っていたWindows8のプロダクトキーを有効利用したいという思いからの実験だった。しかし、結論から言うとOSが入っていないマシンか、Windows7/8/8.1以外のOS、例えばXPかVISTAが動いているマシン以外、Windows7/8/8.1の余っているプロダクトキーを生かす道はないようだ。それも無償アップグレード期間が終了する2016年7月28日までの間だけだ。

 何故なら、Windows10の有償プロダクトキー以外は、無償アップグレードした時点でそのマシンは、「デジタル登録情報」で管理されることになるからだ。「デジタル登録情報」が具体的に何を指すのかはわからないが、マザーボード等の製品の識別情報とプロダクトキーの組合せと思われる。そして「製品のインストールが成功すると生成される」PID(プロダクトID)が個々のマシンの「デジタル登録情報」の“マイナンバー”になる仕組みだ。
ちなみにプロダクトキーの変更は、無償アップグレード期間中自由に変更できるようだ。

 →Windows10 ライセンス認証~デジタル登録情報は、Windows 10 における新しいライセンス認証方式で、プロダクト キーを入力する必要がありません。

 →プロダクト ID 番号 (PID) の確認方法~「PIDは製品のインストールが成功すると生成されます。Microsoft カスタマー サービスは PID を手掛かりに、お客様の製品を識別し、サポートを提供します。」

 →Windows 10 Insider Previewを試す(第33回) - Windows 7/8.xのプロダクトキーで製品化も1年限り?~今回のアクティベーションロジックの変更で注意すべきは、Windows 10無償アップグレード期間終了後の話だ。…例えば2016年7月29日以降、Windows 7/8.xのプロダクトキーによるアクティベーションが可能かという質問に対しては、「No」と述べつつも「期間中にWindows 10へアップグレードした場合、デバイスが壊れるまで使い続けることができる」そうだ。…マイクロソフトがアナウンスしていた「Windows 10へのアップグレードは1年間無料」という姿勢は何ら変わっていない。Windows 7/8.xのプロダクトキーを余らしているユーザーは、来年夏までにアクティベーションコードとして利用した方がよさそうだ。

 いずれにせよ、Windows10の無償アップグレードで使われたプロダクトキーは、固有の製品に紐づけされ、ハードウェアの大きな変更がなければ、無償アップグレード期間終了後も製品寿命が尽きるまで使えるよというのがマイクロソフトのアナウンスなのだろう。

 メディア作成ツールを使ってクリーンインストールする場合は、再起動させてメディア作成ツールが入っているUSBメモリまたはDVDから起動させねばならない。つまり通常のパソコンでリカバリー作業をするのと同じだ。私は、マイクロソフトのダウンロードサイトのクリーンインストールの手続きの説明をちゃんと読んでいなかったためにクリーンインストールには失敗してしまった。

 →メディア作成ツールの使用➡USBまたはDVDを使ってクリーンインストールを実行する~PC を再起動し、任意のキーを押して、DVD または USB フラッシュ ドライブから起動します。

 しかし、クリーンインストールした場合には、別途ドライバーと一部のユーティリティソフトをインストールする作業が必要になる。NECのようにクリーンインストールのために必要なWindows10用ドライバーとソフトを提供するサイト用意しているメーカーもあるが、基本的には無料のドライバーインストール用ソフト等を使って自己責任で調達する必要がある。しかも、無料のドライバーインストール用ソフトの中にはウイルス紛いのソフトもあるので注意が必要だ。

 →Windows 10 サポート クリーンインストール手順(NEC)~Windows 10で運用する場合には、弊社提供のWindows 10用ドライバおよびツールが必要です。下記から入手してください。➡Windows 10用ドライバおよびソフトウェア

 クリーンインストールを確実に行いたいなら、Windows10の無償アップグレードを行ってから回復ドライブを作成し、その回復ドライブを使ってクリーンインストールするのが正解のように思う。何故なら、回復ドライブの中には必要なドライバーを含む「回復パーティション」が作成されているからだ。ドライバーを自分でインストールする作業は必要なくなる。しかも、先程のデジタル登録情報によるライセンス認証方式によりプロダクト キーも必要ない。

 

 →「 回復ドライブ 」 の使用方法 ( Windows10 )

 

 →Windows 10を再インストールする「Push-Button Reset」を使いこなす~回復パーティションには、PCメーカーの独自アプリやドライバがあり、カスタマイズも施されているためWindowsだけを入れ替えるためには、Windows 10のインストーラーがイメージを完全に理解する必要があり、これは事実上不可能だ。…そのため、Windows10のPush-Button Resetでは、C:\WindowsなどにインストールされているWindowsそのものから再インストール用のイメージを作成することにした。…リフレッシュやリセットは、以前に比べたら手軽になったが、再インストールであり、デスクトップアプリは再度インストールを行なう必要がある。

 

 →Windows 10をまっさらのHDDに回復する「ベアメタル回復」を使う~「ベアメタル回復」…HDDを交換するなど、システムをまっさらな状態(ベアメタル)からWindowsを回復(再インストール)する機能だ。…「システム修復ディスク」は、対象が光学ディスクに限られ、書き込み可能な光学ドライブが必須の機能だ。ただし、書き込まれるのは、システムを起動可能な回復環境(WindowsRE)だ。…回復ドライブの作成で、システムイメージを含めない場合、このシステム修復ディスクとほとんど同じものが作られる。このため、起動用の光学メディアが必要な場合以外は、システム修復ディスクを作る必要はない。

 

 →Surface Pro 4で作成した回復ディスクでは工場出荷状態に戻すことは不可能~回復ドライブはその時点のWindows 10から作成されるため、Windows Updateを1回でも適用すると工場出荷状態ではなくなります。…回復ドライブ作成時点より前の状態には戻せないということは知っておく必要があります。…回復ドライブは工場出荷状態に戻すためのものではなく、ある時点まで時間を戻すものです。従来の修復ポイントと同じ意味合いですが、アプリケーションなどは消えてしまいますので、あまり実用的ではありません。

 
 ところで、「無償アップグレード キャンペーンを利用して Windows 10 にアップグレードした後に、マザーボードの交換など、デバイスに大きなハードウェアの変更があった場合、Windows 10 のライセンス認証は無効になっている可能性」があるというマイクロソフトのアナウンスがあるので注意が必要だ。

 デバイスの大きなハードウェアの変更にHDDの交換やSSDへの換装は含まれるのかという疑問が湧く。そこでさらのSSDのパーティションスタイルを「ディスクの管理」でMBRに設定してから「EaseUS Todo Backup Free」を使ってwindows10のクローンを作成して換装してみた。結果は、無事にライセンス認証された。
 
 ちなみにR731のHDDは250GB、換装に使ったSSDは128GBなので「EaseUS Todo Backup Free」よるクローンは、HDDの使用済み領域を基に自動的にパーティションが調整されて作成される。そのためかクローンができるまでに2時間もかかった。今回はCとDの二つのパーティションが作成された。Cドライブより後方の領域のパーティションを削除してCドライブを拡張することは今回できない。なぜなら、CドライブとDドライブの間にシステムが使うパーティションが作られているからだ。もし、Cドライブだけのクローンを作りたいなら、HDDのDドライブを削除してからクローンを作ればいい。ただし、富士通製PCはドライブに独自の設定がされている場合があるのでパーティションの変更は注意が必要だ。

             クローンで作成したSSDドライブのパーティション
             クローンで作成したSSDドライブのパーティション

 この結果から少なくとも1回目のSSDへの換装は、大きなハードウェアの変更に当たらないようだ。しかし、2回目以降もライセンス認証が通るのかは わからない。また、無償アップグレード期間終了後はどうなるのかもわからない。私は、もし認証が通らなければ、余っていたWindows8のプロダクト キーを使って「プロダクトキーを変更する」つもりだった。どうやら余ったWindows8のプロダクトキーは、XPマシンやVISTAマシンに Windows 10をクリーンインストールするくらいしか使い道がないようだ。 

 私は余っているプロダクトキーは、無償アップグレー ド期間の終了までに「デジタル登録情報」が既に登録されている、OSがプリインストールされていたマシンの「プロダクトキーの変更」に使おうかと現在考え ている。それは、最近は、OSがプリインストールされているマシンのプロダクトキーはユーザーにはわからないが、余っているプロダクトキーを使うことで 「デジタル登録情報」に紐づけされたプロダクトキーを明確にすることができるからだ。しかし、それが実際に役立つかどうかはわからない。要はもったいない ということかな。  おしまい

 (追記1)スクリプトエラーのこと

 今回のメジャー アップデート前からインターネットエクスプローラを使っているとスクリプトエラーが頻発するようになっている。システムに深刻な影響を与えるわけでもない ので大きな問題ではないが、スクリプトエラーが発生しましたという表示は、正直、鬱陶しい。私はフリーソフトの「CCleaner」を使ってインターネッ ト一時ファイルを削除している。

 →CCleaner~不要なファイルや履歴、レジストリなどを一括削除

 (追記2)回復ドライブを使ってクリーンインストールの実験をしてみた

 

 前出の下記サイトの情報を基に回復ドライブを使ってR731にWindows10をクリーンインストール(以下「リカバリ」と呼ぶ)する実験をしてみた。

 

 →「 回復ドライブ 」 の使用方法 ( Windows10 )

 回復ドライブを使ったリカバリ作業について以下の二つの方法がサイトでは紹介されている。

 ①Windows 上から「 回復ドライブ 」を使用する
 ②BIOS ( POST ) 画面から「 回復ドライブ 」を使用する

 

 今回は、②の方法で実験してみた。結果は満足できるものだった。ドライバーはすべて正常にインストールされ、ソフトは、サウンドとタッチパッド&ポインティングデバイスのユーティリティソフトの2つだけがインストールされていた。ディスクには100MBのシステム領域とCとDの領域が作られていた。Dドライブは「Recovery(D)」という名前がついていたが、わずか数メガバイトのフォルダーで不要そうなので消去した。

 

 また、Cドライブも「Windows(C)」という名前がついていたので、Windowsという名前を消去(エクスプローラを起動させてCドライブのアイコンを右クリックしてプロパティを開けば名前を簡単に変更できる)した。こうしてCドライブを120GB弱(うち使用済み領域は11GB弱)確保することができた。ただし、回復パーティションは消えていた。だから今後の再インストールのために作成した「回復ドライブ」を大切に保管しておく必要がある。

       ドライバーのインストール状況
       ドライバーのインストール状況
          プログラムのインストール状況
          プログラムのインストール状況
            ディスクのパーティションの状況
            ディスクのパーティションの状況
      Cドライブの使用状況
      Cドライブの使用状況

 ライセンス認証もちゃんとされていた。後からグーグルのツールバーのアプリを追加したが、SSDということもあるが、余計なソフトが入っていないのですこぶる軽快にPCが動作する。正直、私はこれまでパソコンをクリーンインストールして使用したことがないので余計なソフトが入っていないとこんなに快適なのかと驚いている。メーカーは独自ユーティリティソフトを入れて差別化を図ろうとしているが、ほとんどのユーザーは活用しているとは思えないのでメーカーの努力は報われていないのではないだろうか。

 

 性能と信頼性の高いハードウェアをリーズナブルな価格で提供することに重点を置いた方がいいのではないだろうか。ほとんど使われないアプリをたくさんインストールしても反って処理性能の低下とソフト同士の競合による不具合の発生を招くだけのように思う。メーカー提供のユーティリティが付加価値になっていないように思う。

 

 マイクロソフトがWindowsを更新する度にメーカーは独自ユーティリティソフトの修正に追われているように思う。ユーザーが必要とするアプリの提供は、ソフトメーカーに任せたらどうだろうか。

 ところで回復ドライブを使ったリカバリで少し戸惑ったことがある。Windowsのリカバリが終了するとまたリカバリの最初の「キーボードレイアウトの選択」画面に戻ってしまうことだ。私は、インストールが失敗のかと思って二度リカバリ作業を行ってしまった。要は、USBで優先起動する設定になっているためにシステムドライブから起動できないのだということに三度目の「キーボードレイアウトの選択」画面で気が付いた。

 

 USB起動から抜け出すためには『再インストール中に下図(「キーボードレイアウトの選択」の画面)が表示された場合、「 Microsoft IME 」→「 PC の電源を切る 」の順にクリックしてパソコンの電源を落とします。パソコンの電源が切れたら、回復ドライブが内蔵された USB フラッシュメモリを取り外し、再度電源を入れてください。』という作業が必要だ。そして、デバイスの起動順位を元の状態(システムドライブから起動)に直しておく方がいいだろう。やれやれだ。

     「キーボードレイアウトの選択」画面
     「キーボードレイアウトの選択」画面

 (追記3)キーボードがちょっとおかしい?

 追記2のクリーンインストールしたR731のキーボードがちょっとおかしいことに気がついた。「設定」で「時刻と言語」を開き言語の設定を確認したら日本語になっていたが、「オプション」を開いて「ハードウェア キーボードレイアウト」をみたら「英語キーボード(101/102キー)」になっていたので「日本語キーボード(106/109キー)」を選択して再起動したら問題は解決した。詳細は下記のサイトに記載されている。

 →Windows 10で日本語キーボードが101英語キーボードと認識されてしまう問題

 (追記4)余っているプロダクトキーの利用方法を一つ思いついた!

 
   下記のサイトに次のように記載されている。

   

 →Windows 10 ライセンス認証~初めて Windows 10 をインストールしてライセンス認証を行う

 

 「デバイスでこれまでにライセンス認証されていないエディションの Windows 10 をインストールする場合も、有効なプロダクトキーを使用する必要があります。たとえば、Windows 10 Pro を Windows 10 Home がインストールされているデバイスにインストールしてライセンス認証するには、有効なプロダクトキーが必要です。」

 

  この記述によればプロダクトキーがあれば、現在PCにインストールされているエディションと異なるエディションのWindows 10 をインストールすることができる。私は、正規Homeエディションがプレインストールされている、プロダクトキーが不明のマシンがあるので、これを余っているプロダクトキーを使ってProエディションに変更してみたいと現在、思っている。

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