2015/11/01 日本のTPP交渉参加の真実-その政策過程の解明 (明治大学社会科学研究所叢書 ) 内容紹介 TPP交渉への参加は農産品の関税維持に腐心してきた政府にとり大きな方針転換であった。何故に政策大転換が為されたのか。TPP参加協議にも従事した元農水省国際交渉官が歴代7内閣の政策要因・背景を実証的に解明する。(TRC MARC) →TPP大筋合意~米国サイドの識者の見解を研究する中野によれば、米国の対中戦略は「台頭する中国との衝突を回避し、共存を模索」しており、TPPは「日本の一部の保守系論者が期待しているような中国包囲網ではあり得ない」と断ずる。…アジア通貨危機を契機にFTA(自由貿易協定)大国を選択した韓国の農業は「沈滞」と言っていい状況にあり、「どうすればつぶれるのかという要因を探し、その要因を捨てる仕組みづくり」をし、「強い小農を目指す」。こうした韓国の状況を参考にした上で、中村は「半ば強制的な生産調整は廃止」し、「農地公有化論」を唱える。 tagPlaceholderカテゴリ: トピックス コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)まだコメントはありません。
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