〇憧れの湾岸地区に高級マンションを買った40代男性が嘆息する住民事情~なかなかの高級マンションだけに、“それなりの人”が揃っていることを期待したが、それはMさんの勝手な期待だった。オフィス街も近いので、高年収のパワーカップルが多いかと思いきや、スーツ姿の住民は少数派。投資目的の購入者も少なくないことが分かった。また、クジで決められた役員リストには多数の外国人らしき名前が含まれており、彼らは役員会活動には極めて消極的だった。…かくして、終の棲家と決めたはずのマンションが、ストレスのタネになっているMさん。「会社の近く」という条件は満たしているものの、「それが最優先ではなかった」と反省し、毎日のように不動産情報サイトを眺めているそうだ。
〇増加する「孤独死」による物件価値の低下の阻止、高齢者への居住環境の安定的供給の並立を目指す IoT見守りセンサー活用による独居高齢者の見守り実証実験開始~今回両社が提供するインフィックのIoT見守りセンサー「LASHIC(ラシク)」は、導入初期費用19,800円(税別/1台につき)のほかは月額980円(税別/1台につき)という低価格での導入・運用が可能なIoT見守りセンサーです。長年介護施設を自社運営してきたインフィックならではの知見で、高齢者の健康状態の見守りを十分に管理できる機能を低価格で提供することを可能にしています。
〇欠陥マンション 3800万円だった最上階の資産価値が50万円に~大覚側は、調査で発覚した1000か所以上に及ぶ瑕疵の是正を求めたが、施工した南海辰村建設は「瑕疵はない」と主張し、両者の争いは2010年に法廷へ持ち込まれた。別の住民はこう話す。「売主は希望者に契約解除の提案をしましたが、私たちはマンションに残ることを決めました。売買代金が戻っても、登記費用や不動産取得税など数百万の諸経費が無駄になるからです」
〇「年金だけで老後生活は難しい」増加 日銀調査~家計の金融行動に関する世論調査で、6~7月に計5722世帯から回答を得た。年金の支給額について聞いたところ、「日常生活費程度もまかなうのが難しい」と答えた2人以上世帯は47・3%。単身世帯は61・0%で、最近10年間で最大だった。金融庁の「老後2千万円」報告書問題などで、年金への不安が背景にあるとみられる。
〇医療制度のせい? アメリカの医師や看護師は、約半数が「燃え尽きている」~全米医学アカデミーの最新レポートによると、アメリカでは医師および看護師の35~54%がバーンアウト(燃え尽き症候群)に苦しんでいる。手に負えないほどの仕事量や適切でないテクノロジー、サポートの欠如などがその原因だ。2019年に入って、アメリカでは臨床で働く医師や看護師のバーンアウトが限界に達している。医師のバーンアウトは史上最悪で、看護師は今年の夏、4つの州でストライキを決行した。